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眠れなくてスマホをいじりながら気づいたら朝になってた。そんな経験、ありませんか?
寝ながらYouTube動画、布団の中でネット検索。現代人の「眠れない夜」の原因は、ほとんどスマホです。でもそれ、わかってるのに止められない。
そこで提案したいのが「香りで夜のスイッチを切り替える」という習慣。
照明を少し落として、スマホを伏せて、ベッドに入る前に手首や胸元にほんの少し香水を一吹き。それだけで「今日はここまで」というサインを自分の脳に送ることができる。
今回は、そんなリラックスできるユニセックスのハーブ系寝香水を10本、厳選してお届けします。
「自分のためだけに香らせる1本」を探している方は、ぜひ最後までお付き合いください。
【寝香水の選び方】

リラックスできるかを基準にする
寝香水は、外出用の香水と選び方の軸がまったく違います。「他の人が好きかどうか」は完全に無視して大丈夫。「これを嗅ぐと落ち着く」「呼吸が深くなる感じがする」といった体の反応を信じて選びましょう。
香りは寝具にも移ることを前提に選ぶ
寝香水をつけると、当然ながら枕やシーツにも香りが残ります。強すぎる香りを選ぶと翌朝まで主張してくることになる。寝具まで考えると「やさしめ」「ナチュラル系」「ムスク系」が安定して使いやすいです。
濃度より「量」を意識する
寝香水において、濃度より大事なのは量です。パルファムでも1プッシュなら問題ないし、オードトワレでも吹きすぎれば寝苦しくなります。つける量は「いつもの半分」くらいからスタートして、自分に合う量を探っていきましょう。
上記も踏まえた上でご覧ください。
動画で見たい方はこちら
リラックスできるハーブ系ユニセックス寝香水10選
L’OCCITANE(ロクシタン) エルバヴェール EDP
まず1本目は「L’OCCITANE(ロクシタン) エルバヴェール EDP」。
今回のテーマにいちばん素直にハマる「優等生」です。
グリーンを基調とした爽やかさに、ハーバルなニュアンスと柔らかなムスクが重なって、草原の中で深呼吸しているような心地よさがある香り。
リピーターからは「ずっと売っていてほしい」という声もあって、長く愛用されてる香りだというのが伝わってきます。
香りの特徴としては、ハーブ系でありながら尖りすぎず、ほんのりとした甘さがある。いわゆる「香水っぽさ」が少ないので、「香水ってちょっと気合いる感じがして苦手」という人でも使いやすいタイプです。
- 香りの印象:青々しい、清潔感、凛とした、みずみずしい、穏やかな甘さ、知的。
- 用途とシーン:通勤、オフィス、日中の外出、春夏のデート、食事会、気分転換、読書や散歩。
- おすすめのユーザー層:甘すぎる香水が苦手な人、グリーン系の香りが好きな人、自然体の印象を与えたい人、男女問わず使える香水を探している人。
- トップノート:アンブレットシード、グリーンベルガモット、ピンクペッパー
- ミドルノート:ネトル、ワイルドローズ、キイチゴ、クラリセージ
- ラストノート:ホーリーグラス、ムスク、カシアムムスク
最初はベルガモットと青い葉っぱっぽい香りで、かなりスッキリ。時間が経つとムスクが出てきて、思ったより柔らかくなる
Molton Brown(モルトンブラウン) ワイルドミント&ラバンジン EDT
「ミントの爽やか系」と聞くと、なんか歯磨き粉みたいなイメージを持つ人もいると思うんですけど、これは全然違います。
トップでワイルドミントとバジルが清涼感を広げるんですが、そこからラバンジン、オリス、サンダルウッド、トンカビーンへと移っていく。
時間が経つにつれて、温かみのあるウッディな表情が出てくるのがこの香りの面白さです。
寝香水として考えると、一度リフレッシュしてから、落ち着いた香りへ着地します。仕事や勉強で頭が冴えすぎてしまった夜、「脳みそがまだ仕事モードのまま」という状態で布団に入っても眠れないですよね。そういう夜に、まずミントの清涼感で一回リセットして、じわじわとウッディな落ち着きへ移行していく。この流れが心地良いんです。
- 香りの印象:清涼感、ハーバル、グリーン、キレがある、都会的、落ち着いたウッディ。
- 用途とシーン:朝の身支度、仕事、会議、スポーツ後、春夏の外出、旅行、カジュアルなデート。
- おすすめのユーザー層:ミント系やフゼア系が好きな人、甘い香水を避けたい人、清潔感と個性を両立したい人、メンズライクな香りを好む人。
- トップノート:ワイルドミント、バジル、レモン
- ミドルノート:ラバンジン、オリス、ナツメグ
- ラストノート:サンダルウッド、トンカビーン、ベチバー
ミントが強いだけの香水かと思ったら、バジルとラバンジンが出てきて意外と複雑。スーッとした清涼感の後に、オリスとトンカの柔らかさが残る
Guerlain(ゲラン) アクア アレゴリア ネロリア ベチバー EDT
3本目は、少し方向性を変えて「Guerlain(ゲラン) アクア アレゴリア ネロリア ベチバー EDT」。
「寝香水=ラベンダー」という先入観を一回外したい人に勧めたい香りです。
ネロリの明るいフローラル感に、ベチバーの乾いたアーシーなニュアンスが重なって、軽やかさと落ち着きが同時に存在する。
ポイントは、フローラルなのに甘さへ一直線に進まないところ。ベチバーが入ることで、植物の茎とか土を思わせるドライな表情が出てきます。要は「甘くないフローラル」という、なかなかレアなゾーンにいる香りです。
口コミには「何本購入したことでしょう」というリピーターの声もあり、続けて買い続けてもらえる香水は、それだけで信頼度が上がります。
- 香りの印象:透明感、ビターシトラス、グリーン、軽やかなフローラル、ドライウッディ。
- 用途とシーン:通勤、オフィス、春夏の外出、ランチ、休日のカフェ、旅行。
- おすすめのユーザー層:甘すぎない香水を好む人、清潔感のある香りを探している人、ネロリやベチバーが好きな人。
- トップノート:バジル、ベルガモット、プチグレン
- ミドルノート:イチジク、ネロリ、ローズ、オレンジブロッサム
- ラストノート:ベチバー、シダー、トンカビーン
最初はベルガモットと青っぽいグリーン感がかなり爽やか。甘い柑橘系かと思ったら、最後にベチバーが出てきて一気に大人っぽくなる。夏だけじゃなく、仕事用にも使いやすい香りだと思う
Aesop(イソップ) ヒュイル EDP
これは一言で言うと、深い森に入っていくような香りです。ハーブ系というより、ウッディ・スモーキー寄りなんですが、植物を思わせる落ち着きが寝香水との相性抜群。
「思わず深呼吸したくなる」「ウッディ系が大好きなのでドンピシャ」という声があり、ディプティックのタム ダオやバウムのヒノキ フォレストと比較した上でヒュイルを選んだ、という口コミもありました。
肌にのせると、静かな森の中で木々や土の匂いを感じるような、少し神秘的な雰囲気が漂う。甘い香水が苦手な男性にも非常に使いやすく、女性がつけるとクールで洗練された印象になります。
「寝る前に香りを楽しむ時間」をちゃんと作りたい人、森林浴やヒノキ、お香系の香りが好きな人には、これは本当にハマります。ちょっとニッチな方向に踏み込みたいなら、ぜひお試しください。
- 香りの印象:スモーキー、ウッディ、スパイシー。冷たさと温かさが同居し、無機質ではないのに甘さに寄りすぎない、知的でミステリアス。
- 用途とシーン:仕事、夜の外出、少し背筋を伸ばしたい日、香りで個性を出したいときに最適。
- おすすめのユーザー層:甘い香りが苦手な人、ウッディ系が好きな人、静かな存在感を纏いたい人、香水でセンスを表現したい人。
- トップノート:タイム、エレミ、ピンクペッパー
- ミドルノート:サイプレス、スウェード、ゼラニウム
- ラストノート:ベチバー、フランキンセンス、シダー
これ、最初スモーキーで「おっ」てなるけど、乾くと一気に大人っぽくなるのが良い。甘さで誤魔化さない感じが最高
Bamford(バンフォード) ウッドランドモス EDP
5本目は「Bamford(バンフォード) ウッドランドモス EDP」。
名前からして「苔!?」ってなりますよね。万人受けを狙っていない、「森」「苔」「土」の奥行きを楽しみたい人向けの香りです。
香りの構成は、トップがアンジェリカとベルガモット、そこからローズとセージ、ラストにパチョリとサンダルウッド。公式でもイギリスの森の風景をイメージした香りとして紹介されています。
国内の口コミでは「最高のウッディ」「ホッとできる香り」「優しく洗練された香り」という評価が見られ、強い香りが苦手な人からも好意的な声が上がっています。
寝香水として使うなら、かなり「静か」な部類。分かりやすいリラックス感というより、森の中にいるような安心感を求める人向けです。
- 香りの印象:森、苔、ハーバル、アーシー、穏やかなローズ、なめらかなウッド。
- 用途とシーン:秋冬の外出、読書、ギャラリー巡り、休日の散歩、リラックスタイム、夜の食事。
- おすすめのユーザー層:自然を感じる香水が好きな人、甘い香りが苦手な人、ユニセックスなウッディ系を探している人。
- トップノート:アンジェリカ、ベルガモット
- ミドルノート:ローズ、セージ
- ラストノート:パチュリ、サンダルウッド
いわゆる”森の香り”だけど、青臭すぎないのがいい。最初はベルガモットで少し明るく、乾いてくるとパチュリとサンダルウッドがじわっと出る
THREE(スリー) エッセンシャルセンツ R 05 アフターザレイン EDT
続いては、名前の通り、雨が上がった直後の大地を思わせる「THREE(スリー) エッセンシャルセンツ R 05 アフターザレイン EDT」です。
グレープフルーツやユズ、ホーリーフのほろ苦い清涼感からスタートして、シダーウッド、パイン、ゼラニウムへ移り、ラストにはフランキンセンス、パチョリ、ベチバーが重なる。
すごく「レイヤー」がある香りなんです。一瞬で「わかった」となる香りじゃなくて、時間をかけて変化していく。だから、つけながらその変化を楽しむのが正しい使い方です。
「香水を人に好かれるためではなく、自分の気分を整えるために使いたい」。そういう人のための1本です。
- 香りの印象:雨上がり、土、森林、ほろ苦い柑橘、透明感。
- 用途とシーン:通勤、在宅ワーク、休日のリラックス、気分を整えたい朝に最適。
- おすすめのユーザー層:甘すぎる香りが苦手な人、ジェンダーレスな香りを探している人、自然派フレグランスが好きな人。
- トップノート:グレープフルーツ、ユズ、ホーリーフ
- ミドルノート:シダーウッド、ゼラニウム、パイン
- ラストノート:フランキンセンス、パチュリ、ベチバー
ただの爽やか系じゃなくて土っぽさがちゃんとあって好き。雨上がりの空気みたいで落ち着くし、主張しすぎないのが逆に上級者っぽい
Jo Malone(ジョーマローン) ウッド セージ & シーソルト コロン
7本目は、ここまでの中でたぶん一番知名度が高い。ジョー マローンのウッド セージ&シー ソルト コロンです。
アットコスメに1000件を超える口コミがあります。他の香水とは桁が違う。それだけ多くの人に長く支持されてきた香水。
海辺の空気を思わせるソルティな清涼感に、セージとウッドの乾いたニュアンスが特徴。口コミにも「甘すぎる香りが苦手だけど好み」「時間が経つとウッディな温かみが感じられて落ち着く」という声がありました。
寝香水としては、重ねすぎないのがポイント。ソルトの軽さがあるため、ベッド周りでも使いやすい。男女どちらにも自然になじみます。
「ハーブ系の寝香水が欲しいけど、植物っぽさが強すぎるのは苦手」という人にもぴったり。セージのハーバル感とソルトのミネラル感が、ラベンダー系とはまた違うリラックス感を作り出してくれます。
香水初心者からニッチフレグランス好きまで幅広く選びやすいのも強みで、「どれか1本だけ試してみたい」という人におすすめ。
- 香りの印象:爽やかと自然、清々しい雰囲気。
- 用途とシーン:デイリー使い、カジュアルな場面に。
- おすすめのユーザー層:自然な香りを好む男女。
- トップノート:アンバーグリス、海塩
- ミドルノート:セージ
- ラストノート:ウッディノート
潮風とハーブの絶妙バランス、都会の海みたいな香り
ALTAMODA(アルタモーダ) オーセンティックブルー EDT
続いてはこちら。今回の「ハーブ系・リラックス系寝香水」というテーマへの適合度は、他の9本と比べると少し低め。甘い桃のような香りが感じられるという口コミもあり、森やハーブというよりは爽やか系の香水という位置づけです。
ただ、この香りには別の強みがあります。価格帯が手頃で、気軽に試せること。
香水を初めて寝香水として使ってみたいけど、いきなり高い香水に手を出すのは……という人にとって、まず「寝香水という習慣を作る」ための入り口として使えます。
「香りが長く続かない」という声もありましたが、逆に言えば寝る前に使うには主張しすぎないのがメリットにもなります。
大切なのは高い香水を使うことじゃなくて、「この香りが夜のスイッチになる」という習慣を作ること。その練習台として考えるなら、十分に魅力的な選択肢です。
- 香りの印象:清潔感、透明感、爽やか、ハーバル、軽やかなサボン、控えめなウッディ。
- 用途とシーン:通勤、通学、オフィス、買い物、春夏の外出、香水初心者の日常使い。
- おすすめのユーザー層:甘い香りが苦手な人、自然な清潔感を演出したい人、男女兼用の香水を探している人、コストパフォーマンスを重視する人。
- トップノート:ローズマリー、プチグレン、ネロリ
- ミドルノート:ラベンダー、ガルバナム、セージ
- ラストノート:ツリーモス、ラブダナム、ベチバー
いかにも香水って感じじゃなくて、爽やかな石けんの香りなのがいい。メンズっぽさはあるけど、女性がつけても全然違和感なし
LE LABO(ル ラボ) ラヴァンド 31 EDP
9本目。ラベンダーを主役にした寝香水を探しているならぜひチェックしてほしい1本です。ただ、一般的なラベンダー香水を想像して手に取ると、ちょっと驚くかもしれません。
柔らかなフローラル感だけじゃなく、ウッディでドライなニュアンスを感じさせる、現代的で洗練されたラベンダーです。いい意味で、ラベンダーらしくない。
まだ日本で広まりきっていないニッチフレグランスではあるものの、「時間が経つほど上品ですっきりした甘さ」を楽しみたい人には最適な選択肢になると思います。
- 香りの印象:フレッシュ、アロマティック、清潔感、ドライ、ムスキー、アンバーの温かさ、少し野性的。
- 用途とシーン:仕事終わりの食事、デート、ホテルやバー、秋冬の外出、落ち着いた大人の普段使い。
- おすすめのユーザー層:定番のラベンダー香水では物足りない人、ユニセックス香水が好きな人、洗練された個性的な香りを探している人、香りの変化を楽しみたい人。
- トップノート:ベルガモット、ネロリ
- ミドルノート:ラベンダー
- ラストノート:トンカ、アンバー、ムスク
ラベンダーだから柔らかい香りかと思ったら、けっこうクセがあって面白い。最初は柑橘で爽やか、後半はムスクとアンバーが残って大人っぽい
ACQUA DI PARMA(アクア ディ パルマ) コロニア オーデコロン
最後、10本目は「ACQUA DI PARMA(アクア ディ パルマ) コロニア オーデコロン」。
1916年から続くブランドの、看板フレグランスです。100年以上続いているということは、それだけの理由があるということ。
レモンやベルガモットを中心とした明るいシトラスに、ローズマリーやラベンダーなどのハーバルなニュアンスが重なって、清潔感のある大人の香りに仕上がっています。
寝香水としては、今回の10本の中では少し異色な存在。深く沈み込むウッディ系ではなく、夜の空気を軽く整えるような使い方が似合います。お風呂上がりに少量纏って、清潔なシーツへ入るイメージです。
甘い香水が苦手な人、クラシックなシトラスハーブ系が好きな人、男女で共有できる香水を探している人に特におすすめ。
- 香りの印象:爽やかで上品、エレガントでフレッシュ。
- 用途とシーン:オールシーズン、仕事からプライベートまで。
- おすすめのユーザー層:ユニセックス、ハーバル好きな人。
- トップノート:シチリアのシトラスフルーツ(ビターオレンジ、レモン、ベルガモット)
- ミドルノート:ラベンダー、ダマスクローズ、ローズマリー、カルダモン
- ラストノート:べチバー、サンダルウッド、パチョリ
クラシックシトラスの王様、爽やかさに知性が滲んでる
まとめ
今回の10本、いかがでしたか?
同じリラックスできるユニセックスの寝香水でも、方向性がこんなに違うんです。
寝香水選びのコツは、「よく眠れる香りを探す」ではなくて、「一日の終わりに自分の気持ちを切り替えられる香り」を探すこと。
ベッドに入る直前、ほんの少しだけ香らせる。その香りがラベンダーでも、ミントでも、濡れた土でも、深い森でもいい。「この香りを嗅いだら今日はもう終わり」と脳が学習してくれれば、それが最高の寝香水になります。
気になった1本があれば、ぜひお店で試してみてください。

