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香水は、不思議なくらい一瞬で記憶を呼び起こすアイテム。街中でふと漂ってきた香りに、「懐かしい!」と思わず高校時代や青春の思い出がよみがえった、なんて経験がある人も多いはずです。
もちろん、「平成に流行った香水なんて今さら古い」と思う人もいるでしょう。でも、今だからこそ新鮮に感じられる名作がたくさんあります。
今回は、懐かしさはもちろん、今つけてもおしゃれな平成に流行ったレディース香水7選を紹介します。あの頃を思い出しながら、ぜひ最後までお楽しみください。
香水の選び方

つける場面から逆算して選ぶ
香水選びで一番大事なのは、どこでつけるかを先に決めること。デートやバーなら甘みとスモーキーさのある「色気系」、職場やデイリーユースなら主張の少ない「ウッディ・ムスク系」が正解。香りの好みより先に、シーンを軸にすると失敗しにくい
必ず肌につけてから判断する
瓶から直接嗅いだ香りと、肌の上で広がる香りは別物。体温や皮脂と混ざることで香りが変わるため、試香したら最低30分は肌で確認するのが鉄則。香水は「自分の体に合うか」が最終的な決め手になる
濃度(EDP・EDT)で持続力を選ぶ
同じ香りでもEDP(オードパルファム)はEDT(オードトワレ)より濃度が高く、長時間香りが続く。デイリー使いやさりげなく香らせたいならEDT、夜のお出かけやしっかり残したいシーンにはEDPがおすすめ
上記も踏まえた上でご覧ください。
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平成に流行ったレディース香水7選
ANNA SUI(アナ スイ) スイドリームス EDT
まず最初に紹介するのは「ANNA SUI(アナ スイ) スイドリームス EDT」です。フルーティー、フローラル、ほんのりバニラ。トップノートは「フレッシュ!元気!今日も頑張るぞ!」みたいなみずみずしさなのに、時間が経つと「……ね、ふわってしない?」という優しい甘さに変化する。
当時の”モテ香水”の筆頭格として語り継がれているんですが、ポイントはそれだけじゃなくて。甘いのに重くないというバランス感覚が本当によく出来ていて、これが香水初心者でも使いやすい理由のひとつ。「香水って難しそう」と敬遠してる人にこそ、実は一番おすすめしたい1本です。
- 香りの印象:明るい、甘い、可憐、少しエキゾチック。
- 用途とシーン:デート、休日のお出かけ、気分を上げたい日、軽めのフェミニン演出。
- おすすめのユーザー層:甘めフローラルが好きな人、可愛い印象を自然に纏いたい人、香水初心者。
- トップノート:ベルガモット、タンジェリン、オレンジビター、ネクタリン
- ミドルノート:チャイニーズピオニー、フリージア、ダマスクローズ、ピーチ
- ラストノート:バニラ、ミルキーサンダルウッド、シダーウッド
これ、甘いのに重すぎなくて助かるわ。最初はフルーティで、時間たつとふわっと女の子っぽさが残る感じ。普段使いもいけるし、気分上がる系の香り
GIVENCHY(ジバンシィ) ウルトラマリン EDT
続いて「GIVENCHY(ジバンシィ) ウルトラマリン EDT」。これ、実はもともとメンズフレグランスなんです。でも平成の女性たちは「関係ない、使う」と言いながら使っていました。今でいうジェンダーレスフレグランスの走りのような香水です。
シトラスとマリンノートが炸裂して、爽やか一直線かと思いきや、奥にほんのりスパイスとウッディが潜んでいる。「海に来た、でも大人の余裕もある」みたいな、二段構えの爽やかさです。甘い香水が苦手な方は特に刺さります。
- 香りの印象:爽やか、マリン、フルーティー、ハーバル、ウッディ、ややスパイシー、力強い、開放的。
- 用途とシーン:春夏の外出、休日、ドライブ、海やリゾート、スポーツ後、カジュアルなデート、白シャツやTシャツに合わせる場面。
- おすすめのユーザー層:爽やかさの中にも個性を出したい人、甘すぎないメンズ香水を探している人、マリン系にウッディな深みを求める人、1990年代らしい存在感のある香りが好きな人。
- トップノート:ベルガモット、ウォーターフルーツ、ガルバナム、シクラメン
- ミドルノート:ミント、ローズ、カルダモン、マダガスカルクローブ、セージ
- ラストノート:セダー、オークモス、ベチバー、タバコ
最初は海っぽくてかなり爽やか。少し甘さもあるから、夏にTシャツでつけるとハマる。昔っぽい香りと言われることもあるけど、逆にこの分かりやすい爽快感が好き
GUERLAIN(ゲラン) サムサラ EDT
「GUERLAIN(ゲラン) サムサラ EDT」は、当時の10代・20代がこれをつけた大人の女性を見て「なんか漂ってる……」と思っていた香水。良い意味でオーラが出るんです。
ジャスミン、イランイランっていうゴージャスなフローラルに、サンダルウッドとバニラが後ろからどっしりと支えてくれる構造です。ラストノートまでいくと、深みと余韻が長くて「香りが消えるのがもったいない」と思ってしまうほど。
現在では若い世代から「クラシックってむしろ新鮮」と再評価されています。
- 香りの印象:濃厚、官能的、上品、東洋的、温かい。
- 用途とシーン:秋冬、夜の外出、特別な食事、落ち着いた大人の装い。
- おすすめのユーザー層:甘さより深みを好む人、クラシックな香りが好きな人、存在感のある香りを探している人。
- トップノート:イランイラン、ピーチ、ベルガモット、グリーンノート、レモン
- ミドルノート:アイリス、ジャスミン、水仙、ローズ、ヴァイオレット
- ラストノート:サンダルウッド、バニラ、トンカビーン、アンバー、ムスク
まじで一発で世界観ある香りって感じ。甘いだけじゃなくて、木のぬくもりと色気がちゃんとある。秋冬につけると雰囲気出るし、ちょっと背筋伸びる
Calvin Klein(カルバンクライン) CK-one EDT
続いて紹介する「Calvin Klein(カルバンクライン) CK-one EDT」は、ユニセックスフレグランスという概念を日本に広めた立役者といっても過言ではないと思っています。
ベルガモット、レモン、パイナップルのシトラスで始まって、グリーンティーを経由してムスクに着地する。この流れがとにかくナチュラルで、「香水つけてる感じ、ちょっと苦手……」という人でも不思議と使えちゃう。
職場でも学校でも使えて、強すぎない。でもちゃんとその場の空気を良くしてくれる1本です。
- 香りの印象:フレッシュでクリーン、若々しくエネルギッシュな香り。
- 用途とシーン:カジュアルな日常使い、夏場にも最適。
- おすすめのユーザー層:10代後半から20代の若々しい男女。
- トップノート:ベルガモット、カルダモン、パイナップル、パパイヤ
- ミドルノート:ジャスミン、バイオレット、ナツメグ、ローズ
- ラストノート:ムスク、アンバー、セダーウッド
汗ばむダンス練習後でも、嫌な匂いを華麗にカバーしてくれて助かる
BVLGARI(ブルガリ) オ パフメ テ ヴェール EDT
5本目は「BVLGARI(ブルガリ) オ パフメ テ ヴェール EDT」。この香りは正直に言うと、レディース専用というよりは、男女問わず長年愛されてきた香水です。グリーンティー、つまりお茶の香りをメインに据えたフレグランス。日本人の感性に合いすぎていて反則です。
ベルガモットで始まり、上品なお茶の香りを経て、最後は柔らかなムスクに落ち着く。最近お茶系フレグランスのトレンドが来てるんですが、ブルガリはもう何十年も前にそこにいたんです。
- 香りの印象:みずみずしい緑茶、柑橘の明るさ、軽やかなフローラル。
- 用途とシーン:朝の支度、仕事、暑い季節、リフレッシュしたいとき、清潔感を出したい場面。
- おすすめのユーザー層:爽やか系が好きな人、ユニセックス香水を探している人、品のある軽さを求める人。
- トップノート:ベルガモット、グリーン
- ミドルノート:グリーンティー、カルダモン
- ラストノート:ビーズワックス、トンカビーン
お茶のいいとこだけ抜き出した感じの香り。めっちゃ清潔感あるのに地味じゃないのがイイ
Calvin Klein エタニティ フォー メン EDP
「Calvin Klein エタニティ フォー メン EDP」は、先ほどのCK-oneとは全然違う顔を持ってる香水で、これが同じブランドかって思うくらいキャラが違います。
このエタニティはひとことで言うと「清潔感のあるフローラル」。グリーンフローラルに白い花の清潔感が加わって、ラストにムスクがふわっと包んでくれる。派手じゃない、でも確実に印象に残る。
オフィスでも使えて、デートでも使えて、季節も選ばない。コスパで考えたら最強クラスかもしれません。
- 香りの印象:清潔感、知的、爽快、クラシック。
- 用途とシーン:通勤、商談、デート、食事会、春夏のデイリー使いに向いています。
- おすすめのユーザー層:甘すぎない香りが好きな人、きちんと感のある香水を探している人、年齢を問わず長く使える定番を求める人。
- トップノート:ラベンダー、マンダリン、レモン、ベルガモット、グリーンノート
- ミドルノート:ジャスミン、バジル、ジェラニウム、セージ
- ラストノート:サンダルウッド、ヴェルティヴェール、ローズウッド、アンバー
これ、昔からあるのに全然古臭くないのがすごい。最初は爽やか、あとから落ち着いた木の香りで、スーツにも私服にも合う感じ
DOLCE & GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ) ライトブルー EDT
ラストを飾るのは、定番中の定番として知られる「DOLCE & GABBANA(ドルチェ&ガッバーナ) ライトブルー EDT」。
シチリアン レモン、アップル、シダー。爽やかなシトラスの波が来て、フローラルの風が吹いて、最後はムスクとアンバーで優雅に着地する。地中海の海辺の高級リゾート、みたいな世界観が1本に凝縮されています。
これ、平成後半に日本でもドカンと来て、以来20年以上ずっと夏の定番として居続けてるんです。それだけ完成度が高いということだと思います。
- 香りの印象:フレッシュなシトラスとジューシーなアップルが弾けるように香り、のちに柔らかなフローラルとパウダリーなムスクが溶け合う、クリーンでありながらフェミニン。
- 用途とシーン:通勤や通学などのデイリーシーン、オフィスでの軽やかな香りづけ、週末のカジュアルデート、清潔感と爽やかさを求める場面全般に最適。
- おすすめのユーザー層:爽やかなフルーティフローラルを好む10〜30代のユーザー、性別問わずライトなシトラス香を求める人、香水ビギナーの人。
- トップノート:シチリアンシトロン、アップル、ブルーベル、レモン
- ミドルノート:ジャスミン、バンブー、ホワイトローズ
- ラストノート:シダーウッド、アンバー、ムスク
レモンの爽快感が弾ける夏の王道。地中海っぽい明るさで、とにかく清潔感強い
まとめ
今回は平成を代表するレディース香水、7本を紹介しました。改めて並べてみると、甘い系、爽やか系、深みある系、ナチュラル系って全部個性が違う。それでも全部「あ、これ知ってる」という懐かしさを感じるには理由があります。
香水は、つけた瞬間だけじゃなくて「この香りを嗅いだときに思い出す記憶」ごと価値があると思っています。それを「アンカリング」と言ったりしますが、要は匂いと記憶はセットで保存されてるんです。
だから、単に懐かしさっていうものだけでなく、平成の名香が今また注目されてるのは、単なるノスタルジーではなく「良いものはやっぱり良い」というシンプルな事実が再確認されてるんだと思います。この機会に昔に戻ってみるのもありかもしれません。









